MAYUKO
ISHIBASHI
宮城県仙台市出身。
独学の後、高校卒業と同時に18歳にして初めてピアノのレッスンを受ける。
20歳で東京国際芸術協会より学費全額免除奨学金を得て、ロシア国立モスクワ音楽院ピアノ科マスタークラスを修了、エレーナ・リヒテル氏 に師事。
東京ピアノコンクール一般部門第1位獲得後、審査員の推薦を受け26歳の渡仏後よりジャン=マルク・ルイサダ氏に師事し、エコール・ノルマル音楽院ディプロマ過程を卒業後、パリ地方高等音楽院ピアノフォルテ科 の国家演奏家ディプロマ過程をパトリック・コーエン氏に師事し2017年に卒業。
招待されたリサイタルでは、アルバ国際音楽祭(イタリア)、クニプハウゼン国際音楽祭(ドイツ)、ローダーデルハウス・バーグハウス・クバーツ教会の3夜連続公演(イギリス)、上海での第二回中国国家輸入博覧会(中国)、フランスではバルビゾン国際音楽祭、エヴィアン・バラードアコースティック音楽祭、マレ音楽祭な どが挙げられる。
またパリ近郊でのリサイタルでは、サンルイ劇場、ガニー音楽院コンサートホール、エルブフ市領事館大ホール、Le vent des arts、アメリカンチャーチ、サンフィリップデュロール教会、パリ国際大学都市スペイン館および日本館、サンメリー教会など 各地にてリサイタルが開催される。日本では2018年に東京・汐留ホールや仙台・パトナホールにてリサイタルを行う。
メディアでは、フランスTV局テレグラムにより「ひとりの若き日本人ピアニスト、ピアノへの情熱」の特 別番組が制作されオランジュなど各局で放映される。また上海での2台ピアノ・デュオリサイタルは、国営テレビ局CCTVおよび新幣社より中国全土に放映された。
ラジオ「フランスブルー」のインタビュー、河北新報夕刊にインタビュー記事、フランス「フォーラム・オペラ」、ドイツのヴィヘルシャーヴェン 新聞、イタリアのスタンパ新聞、イギリスのカムデンニュー新聞、フランス中央新聞、テレグラム新聞に演奏会講評 などが掲載される。月刊ショパンにインタビュー、またリサイタルの講評が掲載される。
ミリオンセラーを果たしセリーヌ・ディオンともデュオを重ねた世界的バリトン歌手セバスチャン・ルモワヌ、新進気鋭のテノール歌手バンジャマン・ヴォーの2人と録音した、CD「Sylves - ガブリエル・リゴー歌曲集」(Hortus社)が2019年に発売される。(Amazon・itunesなどでも発売中)。
2021年5月にはブリュッセル王立音楽院大ホール(ベルギー)にてオリヴィエ・マロリーと2台ピアノのCD録音が行われ、「J.S.BACH : 6つのオルガンソナタ (2台ピアノ編曲J.PONTET」がLes trois clqviers 社より2023年に発売予定。
Musiques en Seine交響楽団オマール・エルジャマリ指揮ラフマニノフピアノ協奏曲第2番、VOCIハーモニー楽団とモーツァルトのロンド協奏曲の共演をはじめ、ヴァイオリン・チェロとのトリオで のリサイタル、仙台・上海・パリ・南仏グラースでは2台ピアノ・連弾のリサイタル、サンリス芸術祭やパ リでの歌曲リサイタル伴奏など、数々のソリストと室内楽奏者としても活躍している。
ラフマニノフ協奏曲2番においては、パイプオルガンとの共演、またヌイイ指揮科アカデミーとコロンヌホールにて11人の指揮者と共演した。
教育者としては、ブスカピアノアカデミーやシャンティ地方音楽院のピアノ科教授を務める他、「フレーヌop.74国際芸術アカデミー」や「コロンブ国際音楽アカデミー」のマスタークラスのピアノ科教授に招かれる。
またピアノ伴奏員として、パリ・スコラカントルム音楽院指揮科、エスピバル国際金管アカデミー、 AJMADAC国際指揮科アカデミー、オンフルールではオペラ「サムソンとデリラ」講習会、また全幕演奏会、 フランス開発庁、エリクシール歌劇団、ハイレローズ音楽堂にてシルヴィー・キャサー振付バレエ団、合唱団マリアベルハー モニーと共演した。
これまでピアノを渋谷るり子、浅野繁、太田ゆり子、中川賢一、フランスではジャン=マルク・ルイサダ、 パトリック・コーエン、テオドール・パラスキヴェスコ各氏に師事。 楽曲分析を佐々木隆二氏、チェンバロをノエル・スピッツ、クラヴィコードをイルトン・ウジンスキー各氏 に師事。
いしばし まゆこ